事業再構築補助金の採択される事業計画
この記事を書いている人 - WRITER -
資金調達コンサルタント/社会保険労務士
大学卒業後、中小企業支援の志を持って北海道拓殖銀行に入行。融資業務を担当して経営を学ぶ必要性を感じ、行内選抜を経て、日本生産性本部主催、経営コンサルタント養成基礎講座に出向。認定経営コンサルタント資格取得をして銀行に戻るも、経営破綻。中央信託銀行に就職したが、中小企業支援への想いは忘れられず、悶々とした日を過ごす。
その間、社会保険労務士、行政書士、FP1級、宅建士を取得し、独立を意識する。
55歳を機に三井住友信託銀行を退職し、札幌商工会議所の経営指導員を経て独立。
若き入行時の志を現在実行中。
事業コンセプトをまず作りましょう
事業コンセプトは3つの要素(誰に・何を・どのように)で出来ています。
「誰に」を一般的にペルソナと言っています。事業を考える時にペルソナは誰なのかを考えることは非常に重要です。ペルソナの設定ですが、広げすぎると、すべての人を満足させる製品やサービスは作ることは出来なく、一方絞り込み過ぎるとビジネスならないため、明確なターゲット顧客の選定が必要です。
ペルソナは紙に具体的に書くことをお勧めします。例えば、年齢、性別、趣味、年収、家族、よく口にする言葉等顧客を想像してみてください。
ペルソナの悩みを解決しましょう
人は病気になると医者に行きます。人は痛みから解放されるためには、すぐ行動しますが、一方、機会があればと思っていることにはなかなか行動しません。今すぐ行動してくれる悩みを解決するサービス・商品を想像しましょう。
そして購入したサービスでどのような理想状態になるのかを想像しましょう。理想の状態はお客様との約束です。ここは、コミットしましょう。そうしないとあなたのサービスを購入してくれません。
競合を調べよう
あなたのサービスですが、ライバルも同じサービスを提供しているでしょう。そこで、「なぜあなたからサービスを購入するのか」、「なぜあなたでなければならないのか」を考えてください。
そのためには、ポジショニングを考えることが重要です。ヒントは一点集中、No1、一番乗り。2つの掛け算発想で無競争状態を作るです。市場を細分化し、分析していくと無競争状態の市場が存在します。また、無競争状態を作ることもできます。
そのためには自社の棚卸が必要です。自社の強みは過去の自社の中にしかありません。自社の歴史を調べてください。その中に必ず強みや、「志」を発見できると思います。
商品・サービスを作りましょう
商品は目にみえますが、サービスは目に見えません。そこで、サービスの場合はパッケージ化をすることをお勧めします。オーダーメイドと言うと、どのようなことをやるのかがはっきりしていなく、価格も不明朗で、購入する顧客のガードが上がってしまいます。パッケージ化すれば、どのようなサービスを受けられるのか、金額がいくらなのかがわかります。そこに、オプション等を付けると購入者は安心してサービスを購入してくれます。
事業再構築補助金を申請する前に上記内容を再検証してみてください。事業の成功はいろいろな要素がありますが、上記3つをしっかり検証していれば、成功する確率は高くなります。

知って得する助成金
時間がない方にも最適!速攻で助成金を知る資料を無料プレゼント!!
ご希望の方はこちらから
この記事を書いている人 - WRITER -
資金調達コンサルタント/社会保険労務士
大学卒業後、中小企業支援の志を持って北海道拓殖銀行に入行。融資業務を担当して経営を学ぶ必要性を感じ、行内選抜を経て、日本生産性本部主催、経営コンサルタント養成基礎講座に出向。認定経営コンサルタント資格取得をして銀行に戻るも、経営破綻。中央信託銀行に就職したが、中小企業支援への想いは忘れられず、悶々とした日を過ごす。
その間、社会保険労務士、行政書士、FP1級、宅建士を取得し、独立を意識する。
55歳を機に三井住友信託銀行を退職し、札幌商工会議所の経営指導員を経て独立。
若き入行時の志を現在実行中。